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HOME > 特集・シーンから探す > 遊・悠・ドライブ 2013年11・12月号 天理ICからの旅 歴史の中へ 時をめぐる旅
伝統が息づくならまちさんぽ
奈良観光の起点ともいうべき奈良公園入り口の興福寺から、ならまちへと散策に出かけよう。名刹や軒を連ねる古民家...。日本古来の伝統文化が薫る風情ある町並みが残っている。散策ついでに平城宮跡まで足をのばして、古代のロマンに想いを馳せるのも一興。
国宝館に安置されている、静と動のバランスが美しい奈良時代(734年)制作の阿修羅像(国宝)。©飛鳥円
奈良公園の入口に位置する世界遺 産「興福寺」。藤原鎌足造立の釈迦三尊像を祀った山階寺(やましなでら)を起源とし、710年の平城遷都の際、この地に藤原氏の氏寺として創建された。以降、幕末まで聖・俗両界に絶大な権力をふるい、能・狂言、慶派彫刻などの芸能や芸術、豆腐や味噌といった食に至るまで、生み出された文化は多彩だ。奈良の伝統産業を代表する奈良墨(油煙墨)も興福寺子院二諦坊で初めて作られたもの。しかし、栄華を極めて多大な足跡を残した反面、度重なる大火で再建を繰り返した。明治維新の神仏分離と廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)により、五重塔が売りに出されたこともあった。
現在、伽藍を訪れると鎌倉時代に再建された北円堂や三重塔、五重塔や南円堂など国宝や重要文化財に指定された建造物を仰ぎ見る。国宝館に安置されている阿修羅像は天平彫刻の傑作と称され、参拝者が後を絶たない。南側にある興福寺の放生池「猿沢池」は、古くから人々の憩いの場だ。波瀾に富んだ時を超えて、その水面に五重塔を映す風景は美しく、いにしえの都の面影を垣間見るだろう。
洒落の利いた絵看板に注目。身代り申を購入して願い事を書くと祈祷してもらえる。
入り組んだ小径に古い町家が軒を連ねる"ならまち"は、元興寺の旧境内を中心とした地域。その一角で、元は蚊帳屋や布団屋を営んでいた館長の南さんが自宅を改造し、1985年、町の保存を目的に「奈良町資料館」を開館した。
江戸時代の絵看板をはじめ、生活の温もりを感じる古民具や民俗資料などを展示している。
また、奈良町を散策すると家の軒先に吊るされた赤いぬいぐるみを目にする。江戸時代に民間信仰として広まった「庚申さん」のお使いの身代り申だ。この魔除けを意味するお守りも資料館で手作り販売する。「我々には語り継ぐ責任がある」と館長がいう、連綿と受け継がれてきた庶民の日常にも触れてみよう。
昔ながらの製法を受け継ぎ、膠(にかわ)と煤を混ぜたものを手でよく揉んで木型に入れられる。
伝統産業の奈良墨は全国シェア95%。その全てを奈良市内の7軒の工場で、10名の墨職人が製墨している。墨の歴史には、1400年前に中国から伝わった赤松の煤(すす)を使う松煙墨と、600年前に興福寺で発見された植物油の煤で作る奈良墨(油煙墨)があり、どちらも150余年作り続けているのが「錦光園」だ。一般的に製墨は10〜6 月頃の期間限定で、採煙から彩色まで約7工程を経て完成。その際、手で作る「にぎり墨」を体験できる店は他にもあるが、ここでは年中体験できるのが嬉しい。オーナーで墨職人の長野さんの解説と共に楽しむ、生の墨の香りや柔らかさ...。桐の箱に入れて約3ヶ月後、手の型が付いた世界にひとつの奈良墨が仕上がる。
遣唐使の航海の様子と文化の交流を「遣唐使シアター」で紹介。
「吉備大臣入唐絵詞(きびだいじんにっとうえことば)」の絵巻物など、様々な資料を参考として復原された遣唐使船。
奈良県マスコットキャラクター「せんとくん」
(写真右)第一次大極殿は朱色の柱44本と屋根瓦を約9万7千枚使った平城宮最大の宮殿。
(写真上)日本庭園の原型ともいえる東院庭園は優美な風情が見どころ。
(写真下)朱雀門は平城宮の正門。
※駐車場がない施設もございますので、お出かけ前にあらかじめご確認下さい。
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