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HOME > 特集・シーンから探す > 遊・悠・ドライブ 2014年3・4月号 赤穂IC・和気ICからの旅 心なごむ風景を訪ねて
自然溢れる日生諸島と
備前焼の里を散策
岡山県南東部に位置する備前市。
中国連山と瀬戸内海を望む風光明媚な地域だ。大小の島々からなる日生諸島は、豊かな緑を湛えて美しい景観を織りなしている。また、千年の歴史を誇る備前焼の里は、ゆったりと流れる穏やかな時を提供してくれる。
「まほろば」の展望台に上がると、眼下には陽光にきらめく瀬戸内海。カキの養殖筏や小豆島まで見渡せる。
森には野生動物が数多く生息。散歩すれば、かわいい鹿に出会えるかも。
古来より漁業と海運業で栄えてきた岡山県東部の港町、備前市の日生は瀬戸内海国立公園に浮かぶ「日生諸島」を望む風光明媚な地だ。
その大小13の島々のなかでも、「鹿久居島(かくいじま)」は周囲約28kmで岡山県下最大を誇る。
しかし、現在の人口はわずか11人。日生港から乗船すると、20分ほどで無人島に上陸したような冒険気分が楽しめる。鹿久居島中央の千軒(せんげん)桟橋に着くと、目前にはアカマツ林や、ウバメガシにヤマモモなどの常緑樹が生い茂る。手つかずの自然が残る島の大部分が鳥獣保護区に指定され、野生鹿も生息。江戸時代初期には岡山藩の狩猟地だったという。
また、千軒湾付近の「鹿久居千軒(かくいせんげん)遺跡」では、縄文から室町時代の陶片が出土。これにちなみ、縄文時代の集落を復元した施設が「古代体験の郷まほろば」だ。骨組みに藁や土をかぶせた竪穴式住居や風通しの良い高床式住居(宿泊可)が建ち、火起こしや土器づくりといった体験メニューも用意されている。
お花見に釣り、天体観測など自然を実感できる遊びなら協力してくれるので、島での過ごし方をスタッフに相談してみよう。
東京ドームのグラウンド3つ分の広さという「まほろば」の敷地内では、竪穴
式住居で休息したり、高床式住居で宿泊(1泊2食付ひとり5,000円~)できる。地元の魚介類などを素材に、いろりでの自炊を楽しんで。
昔の人の暮らしを体験しよう!!
土笛作りや貝細工なども体験でき、この島ならではの楽しみ満載。自然の中で様々なことを学べるはず。
日本の「六古窯」といわれる陶磁器窯、瀬戸・常滑・丹波・越前・信楽・備前のうち、最も古い歴史を持つのが備前。須恵器をルーツとする備前焼は釉薬を使わずに焼き締められ、土と炎の融合で生み出される色や模様が魅力だ。その千年もの間守られてきた伝統技法を継承する窯場が、備前市伊部(いんべ)には数多く点在。江戸時代に入り、藩の保護と統制下の製造体制「窯元六姓」のひとつに定められた木村家は、屋号を「桃蹊堂」と称して室町時代から窯の煙を絶やさない。現在は17代目・18代目などの作品販売のほか、「土ひねり体験」も受け付けている。田んぼの下層5mから採取し、長時間かけて小石を取り除かれた粘土は、きめ細かくて柔らかな手触り。土の温もりを感じて、素敵な作品を完成させて。
(上)体験作品は主に薪窯で焼き締められて1~3ヶ月後に手元に届く。スケジュールが合えば、17代目木村桃山氏の指導も受けられる。
(左)17代目木村桃山氏による細工物「獅子」
(中)18代目木村英昭氏による作品「LOVE BOX」
(右)世界にひとつの体験作品に満足!
(左)伊部のシンボルともいうべき、明治時代に造られたレンガの煙突がそびえ立つ。
(右)登り窯が焚かれるのは年1~2度。10~15日焚き続けるため1度に約10tもの松割木を燃料に使う。窯内の灰の状態や温度によって「胡麻」や「牡丹餅」と呼ばれる独特の模様を器に描き出す。
まずはここをチェック!
備前焼伝統産業会館
(協)岡山県備前焼陶友会に属する174名の作家や窯元の新作をはじめ、個性豊かな作
品3,000点以上を展示即売。イベントや土ひねり体験ができる窯元なども紹介してくれる。
土、日、祝日は館内で土ひねり体験(有料、10:00~15:00受付)を楽しめる。
一度に多数の作家作品に出会える便利な場所。お土産をゆっくりと物色するのも楽しい。
備前市北部に位置する八塔寺山を目指して、つづらおりの坂道を上ると標高400mの高原に「八塔寺の村」が現れる。約1200年前、弓削道鏡が開基した「照鏡山八塔寺」を中心に、山岳仏教が栄えた村で、盛時には72にのぼる寺院や僧坊があったと伝わる。現在も、茅葺民家や寺院など約13戸がその歴史の面影を今にとどめている。映画『黒い雨』、テレビドラマ『八つ墓村』や『火垂るの墓』のロケ地にも選ばれたのどかな田園風景は、日本特有の美しさを湛え、一歩足を踏み入れると誰もが郷愁にかられるに違いない。村内には、江戸時代の茅葺民家を移築した「民俗資料館」や、緑の山々を背景とした水車小屋の「中国自然歩道休憩所」、宿泊施設を備えた「八塔寺ふるさと館」などが点在。
緑の山々に田んぼ、桜...。この美しい風景は、懐かしさを感じさせる。
アクセス:山陽自動車道 和気IC、備前ICから車で約40分
駐車場:100台(無料駐車場が点在)
住所:備前市吉永町加賀美
電話:0869-84-2211(吉永町観光協会)
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